2016年11月8日火曜日

照沼重輝の中国大陸彷徨記(香港)・・・1

2016.11.8火 快晴 午前6:37
職場の仲間を誘い38年前の香港に行った時の話から、
 子供の頃に海に行っては水平線の彼方を想像した。夏の海では海釣、秋の海
では散策、冬の海では運動、春の海では水平線の彼方までキラキラ輝く波を観
賞した。早く大人になって海の向こうに行ったみたい。海を見るたびに考えた。
 就職してから多少の長い休みを取れたので、職場仲間を誘い香港に行った。
飛行機に乗り、これでやっと海外に行けると興奮したことを思い出した。3時間
の空路であるが夢の時間であった。青い空、輝く太陽、日差しが窓から注ぎ、
経験したことのない明るさであった。機内食を食べたが美味しく、スチュワー
デスの笑顔が眩しかったことを思い出す。飛行機は町の赤や青のネオンの
渦の中を降りて行った。日清製粉のネオンが空港の横に輝いていた。地元の
ガイドが出迎えてくれ、たどたどしい日本語で案内を始めた。俺たちはホテル
に案内をされ、空港で買ったジョニーウオカーで乾杯をしたことを思い出した。
 翌日から観光を始め、慕情という映画になった高いところから街を眺めたり、
船の上での食事やマカオに遊んだ。小高い丘から中京の広東方面を眺め、
これが外国の匂いと食べ物だとしみじみ思いに耽った。3泊4日のジャルパッ
クので初めの頃の海外旅行でした。その後に海外旅行が病みつきになり、
250回以上のアジア・アメリカの旅に出るようになった。次回は広東省の旅を
記します。
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝


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