2016年11月26日土曜日

照沼重輝の中国彷徨記(コロンス島の後)・・・6

2016.11.26土 晴 午後16:48
 カフェリーでコロンス島に渡り、坂をドンドン上に登る。中腹にお寺と大きな吊り石が
ぶら下がっていた。更に、上に登ること1時間が経過、そうすると島の背面にでた。後ろは
は断崖絶壁、切り立った絶壁にあたる波しぶきが目に入った。絶壁の上にある小道を右の
方に歩いて行くと、大きな鳥の檻があった。その檻は巨大な鳥籠になっていた。鳥籠の中は
南方特有の鮮やかな色をした鳥が入っていた。鳥は種類ごとに群れを成して飛んでいる。
日本では見たことのない景色である。そこを横目で見ただけで、更に前に進む。今度は大き
館が目に入ってきた。中に入ると、この館は鄭成功記念館であることが分かった。日本人の
母と貿易商の中国人との間に生まれた鄭成功は、幼くして中国渡り、学問を身につけて
大人物に成長した武人である。揚子江を遡上し南京攻撃に向かったり、台湾島からオラン
ダ人を駆逐したりした。中国の南方では英雄扱いをされている人物である。その鄭成功
の記念品や歴史物語を収集してある館に入り、暫し見学をした。何といっても、日本人の
私には、鄭成功は特別な興味を抱く人物である。次回は、フェリーに乗り、厦門に戻るを
記します。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
  
             
中国上海の夜

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