2016年9月29日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(レンタカー契約)・・・10

2016.9.29木 雨 午前6:38
 エアートレインに乗りレンタカー会社に向かう。その間数分間であるが、
ひどく心細いのである。何処にレンタカー会社の営業所があるのか分から
ない。何処で降りたら良いのか、どのように借用契約をするのか、不明のま
までエアートレインの中にいるのである。大きな旅行鞄を抱え、やっと分かっ
た降車口で降りると、真正面にアメリカ最大のハーツレンタカー会社のニュー
ヨークJFK営業所があった。カウンターに数名の受付嬢がいて、カモンカモン
というアメリカ的仕草で俺を待っていた。こちらから受付嬢を選べないので
呼ばれたままそこへ進む。レンタカー申込み書の控え、パス―ポート、
国際免許証、日本国内免許証、アメックスカードを持ってカウンターの前に
立った。アメリカ嬢が何かを言うが、理解できないので「フロムジャパン」と
だけ言って、受付嬢の推理能力に頼ると「・・・」と何かを言われる。俺はただ
黙って受付嬢の事務手続を眺めるのである。しかし、費用がかさむことが
多い保険加入は心配であるから「インシュランス・・・」と言う時はやたらと
イエスとノーを言った覚えがある。レンタカーの保険について勉強をしておい
たのが役に立った。黙っているとすべてがカバーできる保険に加入させられ
高額の保険になりかねないのである。あれやこれやの手続きが終わると、
受付嬢はレンタカーの鍵と何かの書類を手渡し、レンタカーの駐車場所を
書いた紙をくれるが、そのナンバーを書いた紙はただのメモ用紙である。
そこで間違いが起きる場合がある。そのナンバーは駐車場の路面に書かれた
レンタカーの駐車場所のナンバーであり、車のナンバーでない。これを勘違いし
てとにかく広い駐車場をウロウロしてしまったことがあった。とにかく広いアメリカ
では駐車場から出るのも一苦労であった。次回はレンタカーの操作練習です。
             アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝



 

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