2016年9月26日月曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(エアートレイン)・・・9

2016.9.26月 晴れ 午前5:58
 ニューヨークJFK空港を出るとエレベーターが有り、三階にエアトレインが走っている。
無料であるから荷物を引きずったままで乗る。レンタカー会社の営業所に向かう。高いところ
からJFK空港を眺める。ターミナルが71~9まであり、巨大空港といえる。ターミナル1はJAL
が使い、ターミナル7はANAが使っている。右回りに回るエアトレインは静かで快適であるが、
どこで降りれば良いかを心配しながらハーツレンタカーJFK営業所に向かう。色々な国の人々
の男女が大きな荷物を引きずって乗っている。俺は何時でも飛び降りられるように、椅子には
座らず出口の近くで降りる待機をしている。正に田舎の者が電車や汽車に乗っている姿である。
子供の頃に常磐線に乗って出口近くに待機をしていた頃を思い出し、自嘲気味になる瞬間
である。数分間乗ればハーツレンタカー会社に着くが心配は絶えず付きまとってしまう。俺は
生涯にわたり田舎者であるが、その田舎者を楽しんで都会で生きている。これも一種の
・・・・・感であると感じている。高いところを走るエアートレインなのでわけなくハーツレンタカー
会社が見つかる。エアートレインを下り、ドアをくぐるとそこに営業所がある。お出迎えは
黒人の大柄な受付嬢が待っていてくれる。大柄な女性は小柄の俺をいつも親切に迎えてくれ
るのである。俺はいつも「ヤー」と声を出して挨拶をしている。でもそれは俺のニューヨークへ
の第一歩の気合であることは彼女は分からないのだ。
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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