2016年9月25日日曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(アメリカの匂い)・・・8

2016.9.25木 雨 午前4:56
 機体は滑走路の端から乗り降りする桟橋のあるところに進んでいく。俺は
無事に着陸をしたことを神に感謝をして降りる心の準備をする。機体の出口
が開いて、乗客が外に出始める。俺の番になりそそくさと外に出る。瞬間、
アメリカニューヨークの匂いを感じる。ニューヨークの外気に触れて、俺は
気合が入る。背筋がちゃんとして、足腰の筋肉が緊張する。機体から出る
桟橋のスロープが坂になっていて、ここち良く筋肉を稼働させる。俺は五感
が目覚めていくのが心地良く感じ始める。桟橋を渡り切る頃は、いつものよう
な観察力が戻ってくるから、空港のスタッフや並んでいる飛行機を観察し始め
る。やがて、入国管理局に並ぶ頃は適度な警戒心を持ち、パスポートを出し
て入国審査の準備をする。順番が来て審査を受けるが、質問がある場合が
ある。大概「何をしに、どこに行く、いくらドルを持っているか」等である。いつ
もの答えは、「観光、ヒルトンホテル、2000ドル」である。ダラス等の土地では
「ここに観光できるところは無いよ」等の答えが返るが、ニューヨークでは
そのような答えでは無く、「行ってらしゃい、幸運を」等の答えが多かった気が
する。荷物を受取り、空港の外に出るが、モノレールでレンタカーの会社まで
行くのもなれないと大変である。次回はモノレールでレンタカーの会社に行く
を記します。
             アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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