2016年8月27日土曜日

照沼重輝の中国彷徨記(済南の展示会)・・・5

2016.8.27土 曇天 午前6:02
 友人の会社が作っているトラックボデイを中国で売り込もうとして済南の展示会に出品
した。その応援で済南に通訳や技術者達と出張した。空港を出ると迎えの車が来てい
た。その女性運転士に泰山に行きますかと言われたが、忙しいので断り、真っ直ぐホテ
ルに向かった。泰山は有名な山であり、一度は行ってみたいと思っていたが辞めた。中国
の旅は殆どが仕事中心であるから、個人の欲求だけでは動けないのである。ホテルには
先遣隊が待っていた。彼らと夕食を一緒にしたが、済南の食べ物は塩辛いことだけが
記憶に残っている。始皇帝の泰山や黄河文明の発祥地でもあり、それなりに歴史は古い
町であることも分かった。展示会が終わったら歴史を見学することができると思ったが、
その実行は未実現となってしまった。翌日、展示会が終わり、時間の余裕が出たので
少々の見学ができたが、特に興味深い歴史観は味わえずに終わった。中国経済の
夜明けのような時代にその国内を彷徨っていたことが懐かしく思える昨今である。
  次回は長春のドタバタを記します。
                アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

 

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