2016年8月2日火曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(ゴルフスタイル)・・・44

2016.8.2火 曇り 午前6:43
 ゴルフプレイヤーにはうっとりする男がドキドキ見られる。どのような形かというと、
身長180cm以上、細身、長い脚に細身の明るい色のパンツを着て、飛び切り明る
い色の半袖シャッツ、帽子はひと際冴えたブランド品、靴はピン社の高級品、グラブ
も安物でないもの、帽子の下から見える白い肌の顔、目はブルー、髪は金髪、半袖
の下から見える二の腕は日に焼け、たくましく太い腕、ベルトの下の腰は贅肉が無く、
形良いふた山につながる。
 俺はこのような形のプレイヤーとカルフォルニア州サクラメント郊外のゴルフ場でプ
レーした。俺の形と言えば、身長160cm、体重72kg、頭髪は染めた黒髪、足の長さ
は普通で太く、腰の周りに贅肉がたっぷり着き、地面を踏みしめる足元はフラフラだが、
風貌で劣っても腐ることなく、最後までアメリカ紳士とプレーをしているのである。勿論、
このような体形に似合う服装は無い、俺は諦めて昔の尾崎プロのスタイルでゴルフを
いつもしているのだ。香港映画でよく見る悪役スタイルであると言われてもしょうがな
いほどの形であるが、アメリカでのプレーも尾崎スタイルで過ごしてしまっている。今思
うと、同伴競技者のアメリカ人は「日本でのゴルフもこのスタイルか?」と言いたかった
ろうと思う。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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