2016年5月4日水曜日

照沼重輝の中国彷徨記(煙台の興奮)・・・34

2016.5.4水 雨 午前5:50
 今日はゴルフに出かけなくてはならないが雨が降っているので落胆中。
俺は煙台で驚いたのは、日本の竜宮城伝説がご当地にもあったことである。
浜辺を散歩していたら、竜宮城を説明した看板が立っていたので、日本の
伝説のことかなと思い、看板をよくよく眺めてみたら、何と日本と同じ内容の
竜宮城のことであった。俺は更にジーッと漢字を読んでみたら、亀に導かれ
海に行った少年が、海で数年間を暮らし、岡に戻って御爺さんになってしま
った内容であった。思わず、「日本と同じーだ」と声を出したら、周りの中国人
が俺をシゲシゲを見始まったので、俺は怪しげな中国語で「これは中国の
話」かと尋ねると、彼はそうだと言う。あれ、この話は遠い昔に日本に輸入
されたものかと思った。思えば、蘇州に旅行をした時にも同じ経験をした
ことを思い出した。それは、花咲爺の話であり、公園に看板が立っていたこと
を思い出したのである。俺が文学関係の研究者ならば、面白い現地の伝説
と遭遇し、物凄い興奮か感銘を受けられたろうと思えたが、俺はただの大陸
旅人である。しかし、旅の興奮の一場面ではあった。
           アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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