2016年1月3日日曜日

照沼重輝の中国彷徨(第一歩の上海)・・・2

2016.1.3日 晴 午前8:00
 昨日はゴルフをやったが、腕が落ちていることが分かり愕然とした結果となった。夜は
大宴会となり、憂さ晴らしと元直しを四人でやりました。焼酎、一升瓶、缶ビール空き缶
が居間に転がりました。
 さて、上海に上陸した私は直ちに夕暮れから夜にかけての探訪に出かけた。ホテルを
思い出しましたので記しておきます。ホテルは日系の上海ガーデンホテルでした。全てが
洗練されているホテルでした。料金も高いが従業員の質は良好でした。とにかく、日本
国内にいる以上の環境ですから、俺の冒険心は満足できませんでした。友人たちは
それぞれの興味に従って、その場所に行きましたので、俺は1人で町の真っただ中に
足を伸ばしました。ホテルを出て直ぐに十字路がありましたので、その十字路を右に
回り、更に奥に進みました。小さな油条(油揚げパン)店や麺専門店(種類は無い)、
昔はフランス租界地なので洒落たアパートが多く立っています。そのアパートの一番
見晴らしの良い場所にCOFFEE WINEと書かれた窓を発見したので、俺はその店に
躊躇なく向かいました。看板を見ると「YESTERDAY」とありました。
 チリン、チリンとドアを開けた途端に鈴が鳴り、店の奥から「ファイン、ファイン」という
鈴虫の声のような八頭身の上海娘が立っていました。俺は「ママ?」と声をかけたら
頷いてくれました。そこは「イエスターデイ」と言い,ママとご主人が経営を始めたばかり
の上海の夜明けのような雰囲気を持った店でした。俺の中国彷徨はこの店から始まり
ました。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
西安鼓楼の絵から

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