2015年12月19日土曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(超早朝の繁華街)・・・新46

2015.12.19土 晴れ 午前7:00
 しばらく載せないでいましたが元気です。載せない理由は他のことで早朝時間を費やして
いました。
 さて、アメリカでの早朝散歩を記していましたので続けます。町のメーンストリートを外れて
繁華街に入りました時の様相を記してみます。広い道路から中に二本ほど入った時の話です。
どうやらそこは夜の街のようでした。レストランやバー類などの店が犇めき合っていましたが、
昨夜の蝉噪が嘘のように静まっていました。飲食店から出た食べ物や飲み物の残骸が散ら
ばっていました。好奇心旺盛な俺はゴミ箱の酒のボトル類を覗き込みました。ウイスキー、
ワイン、バーボン等の空き瓶が散乱し、食べ残しの肉類も無残に捨てられています。ここは
アメリカ中西部の町ですが、食べ物の残骸を見るとなかなかの経済自力がありそうです。
夜の繁華街は世界中のどこでも同じような光景です。「バタン」と音がして一軒の店から黒人
の大男が出てきました。足元がふらついていますので、昨夜から飲んでいた男のようです。
目は虚ろ、口の周りは唾液がべったりです。俺に向かって「カモン」といいました。俺は聞かな
ないふりをしてその場を去りました。彼は大声で「カモーン」とまた言っていました。俺は笑顔
で手を挙げて立ち去ったのです。その大男はもっと大声で「カモーン」と言いました。なんだ
か昔見た映画の「シェーン」の場面のようでしたが、酔っぱらいバージョンと言える場面を
朝の散歩中に味わったという話になりました。笑笑笑
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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