2015年10月8日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(ニューオリンズへ)・・・新25

2015.10.8木 ☀ 午前7:00
 水戸弁で・・・早くも木枯らしが吹いだような朝だっぺ、俺は気持ちよく歩いだよ。
キーウエストを朝に出て、ニューオリンズに向かった。メキシコ湾沿いのIN75号線から
IN10号に変わり、ニューオリンズにひたすら向けて走った。湿地地帯の中の高速を
走った。オーランド~タンパを抜けてニューオリンズ迄の約800kmを走った。途中の
食事は高速沿いにあるマックのようなもので済ませ、ひたすら走った。車内のお音楽
は耳に入らなかった。理由はあまりにも周りの景色に見とれていたからであった。
乾燥地から湿地地帯に景色が変わっていった。湿地帯の川は真茶色で、日本の
ような綺麗な川は無かった。ワニが出そうな川であったり、大魚が我物顔で泳いだり
していそうな川をいくつも跨ぎ、湿地帯を車は船のような感じで進んだ。遠くに高層
ビル群が微かに見えてきた、小さな点から徐々に湿地地帯の遠くの垂直線になって
きた。空には大きな雲がゆっくり流れ、太陽が嫌おうなしに照らし、湿地地帯の
水や水草に巨大なエネルギーを与え、そこに住む人々には虐待というほどの熱の
エネルギーを放射し続ける地が、メキシコ湾を望む地のニューオリンズであると
考えた。いよいよその町に入ることになる。
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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