2015年9月13日日曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(一路最南端へ)・・・新20

2015.9.14日 晴れ 午前6:50
 ハイウエーを南へ、南へ走ったが、どこまでも水ブッシュの湿った道路を走った。やっと、海
の上を走る道路に出た。キーウエストという島は東西5.5km、なんぽく2.5kmという島だ。
そこまで行くと、フロリダよりハバナに近いところである。昔は軍事上の島であったようだが、
今はリゾートの島となっている。物事にこだわらないアメリカ人の大好きな地でもある。
 老人と海、武器よさらば、誰がために鐘は鳴る等のヘミングウエーが住んでいたことでも
有名である。葉巻をもって犬を連れ、大きめのTシャッツを着て闊歩したい島であるので、
そこにひたすら向かっているのだ。こんな道路が地球上にあるのかと思いながら、海の上に
浮かぶ町を目指して走った。不思議な気持ちで走った。大海原の中に浮かぶ道路を周りの
礁を見ながら走った。道路幅は数メートルのところもあれば、数十メートルのところもあり、
何とも不思議な光景であった。空の青さに負けない紺碧の海面、ところどころのビーチは
真っ白な砂地、その横を昔の鉄道跡が走っていた。子供の頃の映画で見た場面を思いだ
しながら、南へ南へ走った。いい加減海の景色が飽きてきたころ、遠くの海に浮かぶ町が
見えてきた。やった、夢にまで見たキーウエストであり、キューバも近い距離である。
  今夜の宿探しに頭がいったので、モーテルの看板探しが始まった。次はキーウエストの
庶民生活とレジャーの様相を記します。
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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