2015年6月26日金曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(侘しい夜)・・・60

2015.6.26金 雲り 午前6:50
   水戸弁で・・・1時間歩いだ、数人の馴染と会い挨拶を元気良くした、相手も元気だった。
ソルトレイクシティの夜の食卓は侘しかった。アメリカビスケット類食品で晩酌をやった。頭で
想像したツマミは何もなく、テレビをかけるのも忘れて黙々とビスケット類を口に運んだ。窓か
ら外を見ると、借りたレンタカーまでが悲しそうに俺を見ている。ヘッドライトの二つ目で俺を
慰めているようだ。遠く目をやるとロッキーの山までが俺を慰めているようだ。「糖尿病のお前
は食わなくてラッキーと思え」と言っているように山が見えた。そうだ、食わないのは体に良い
考えるとのだと、病気と闘っているようで小気味良い気分になった。不味いものを食っていて
も楽しくなった。もっと不味いものは無いかと考えたら、爽快な気分の夜になった。ものは
考えようである。どのような環境でも、良い方に考えるべきである。次の世界が広がってくる
のである。淋しい考えに、良い場面は現れないのだ。これからは「どんな不味い環境でも
良い舞台にするために、バカみたいに希望・楽観的になるべきだ」と思った夜だった。
侘しい夜から学べた最高の夜になった。と考え、「グッドナイ、ソルトレイクシティ、
サンキュウソルトナイトシティ」と言葉を変え、眠りについた。
   明日はイラク軍へ派兵している留守部隊の基地へ侵入を記します。
                                            アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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