2015年3月30日月曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(ニューヨーク空港着前)・・・4

2015.3.30月 雲一点無く快晴 午前6:50
  昨日は午前午後と散歩に出たので休もうとしたが休めなくて30分のショートコースを歩いてきた。
  機体はカナダの上空からニューヨークに着陸するらしい。眼下には無数の湖が現れてきた。数えきれない数の湖が見える。朝の太陽が湖の水面を照らしてキラキラと東に見える。アナウンスが
ニューヨークケネデイ空港着陸前1時間と流れた。私は腰の安全ベルトを締め直し、着陸の安全を
村松大神宮に祈った。生まれた時から祈願している伊勢の分霊を祭ってある大神宮だから、私の
旅を守ってくれるはずだと考える。後で記すが、とにかく頼りになってきたお宮である。長旅の時にはお参りをすれば、安全に帰国が出来ると信じています。
    ソーッと祈願が済み、私の脳はニューヨーク着後の準備をし始まった。入国管理局の英語での
問答、税関での問答、レンタカーオッフィスでの会話等を声を出さないようにして、頭の中で繰り返した。それに、入国カードや税関届け出カードも点検した。人通りの点検が終わると、ホッとして
少し寝ようかと考えるが、私の場合は、更に眼下を眺め、異国の暮らしや家並み、それに自然の
景色に心が躍るので、着陸前の数十分は目を皿にして眼下を眺めてしまうのである。
    機体はニューヨーク湾の上を、ゆっくりと旋回していた。どうやら時間調整のようである。おかげで、マンハッタンのビル街や自由の女神をゆっくり高いところから見学できた。最終着陸体制から
機体は滑走路に向かった。ガツンと音がして車輪が回り始めたようであった。一気に乗客の緊張感も和らぎ始めザワザワした春五月のニューヨークケネデイ空港に安全に着陸した。
アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・・照沼重輝

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