2015年3月23日月曜日

2015年の中国計画(空海は揚州へ急ぐ)・・・80

2015.3.23月 晴れ 午前6:30
  汴州まで行った空海は大相国寺を訪ね、しばらくここに留まらせてもらった。道中は廃仏の心配をしながらの旅は揚州上陸まで続いた。
  船で揚州に着いた空海は早速、鑑真和尚のいた大明寺をたずねた。迎えた住持は空海の立場の一変に驚いたのである。住持は空海を慇懃に応接しながら奈良の唐招提寺で没した鑑真の和尚の日本での事績を詳しく聞いたではずである。空海は知っていたことを詳しく報告したと想像がつく。
   大仏殿の前で聖武天皇以下百官、公卿400人が鑑真の話やお経を聞いたことを話すと、住持
は涙を流したに違いない。鑑真和尚の偉業は日本人は忘れてならないとあらためて思います。
                                         アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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