2015.3.10火 雨上がり快晴 午前7:00
空海は新年朝賀の任が終わると待ちかねたように城内に出かけた。国際都市らしく出会う人も
多く活気がある長安であった。空海は先ず宿舎になる西明寺を訪ねた。玄奨三蔵の指導によりインドの祇園精舎の一院を真似て作ったものである。奈良の大安寺はこれを真似て作ったものといわれている。
空海は大唐一といわれる西明寺の大伽藍を目のあたりにして心底から驚嘆したに違いないと思われる。まるで皇城に入るような気分であったでしょう。そのお寺では顔立ちや服装が違う僧を幾
人を見られたはずである。これからあの僧たちと学ぶことを考えた空海は胸の高まりを抑えるのが
大変であった。日本の留学生はこの西明寺に寄宿することを日本で聞かされていた空海は、自分もここに寄宿すると思っていた。
アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
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