2014年8月3日日曜日

2014年までの中国(コロンス島の奥深くへ)・・・142

2014.8.3日 快晴 午前6:00
    コロンス島の巨岩の上に立って超望を楽しんだ後は更に奥に上るだけです。曲がりくねった坂を
上っていく途中にいくつも豪邸がある。何でも大変立身出世したひとたちの家とのこと。確かに豪邸のようですから、幾つかの豪邸の中を覗き込んでみましたところ、ヨーロッパ式の立派なベランダや
庭が見えました。更に奥に進むと今度は下り坂になってきました。どうやらコロンスは、本当に小島
と思えました。それは西側の海が断崖の間から見え隠れしています。坂道を東方に歩いていくと
立派な鄭成功記念館にぶつかりました。思わず友人に会ったような気分になり、心も体も軽くなって、会館の入り口から中に入りました。そこで分かったのは、鄭成功の父は中国人で母は日本長崎の平戸藩の武家の娘であったことや、南京で高学歴の教育を受けた後は、明時代の末期に復明運動を有名な朱舜水等と連携して抗清活動をしたことや、台湾をオランダ軍から解放したこと等が、具体的に分かりました。日本、長崎、東シナ海、南シナ海、厦門島、コロンス島を結ぶ壮大な
海のロマンが、私の頭の中に連想しました。青空、碧海、輝く太陽、折り返す白波、白砂、椰子の木、断崖の岸等の大好きな光景を思い出しながらコロンス島を後にしたのは、夕日が西に沈み、
月が満天に輝きだした時分でした。明日は厦門の石材会社の顔氏と発掘の石山を見学したことを
記します。
                                                 アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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