2014年8月24日日曜日

2014年までの中国(杭州湾沿い)・・・160

2014.8.24 日 快晴  午前6:30
  蒋介石の生家を見てから孫義之書聖の故郷に寄ろうと思ったが、上海までの距離は300kmを残しているので、寄らずに上海に向けて車を走らせた。杭州湾を跨ぐ橋が出来たばかりでもあったので、その橋を跨いで上海に戻る計画に変更した。赤茶けた左右の山をぬうように、高速道路はあります。しばし、神経を休ませてぼやーと景色を眺めた。山肌に松の木がへばり付き、所々に岩石を
取った後、何やら山肌に墓地がある。その墓地には、花輪や供物が沢山あがっている。先祖を敬う心は日本より格上だ。日本の墓地と違うのは、西向きの山間に作られていること、墓地の花輪が
けばけばしい事ぐらいかなと、ぼんやり眺める。
   次に、高速道路の出入口近くには、出口から繋がるその町や村の観光所や生産工場の看板が目立ちます。外国等の資本を導入しようと一生懸命看板を立てているようです。何しろ、外国の大口資本を導入すれば、その町は大いに潤うのですから、その町の指導者は頑張るほか無いのである。指導者はより中央に近い位置を取ろうと考えるのでしょう。杭州湾を跨ぐ入口までは、以上の
ような風景が数多くあります。
   杭州湾は観光名所が多いところです。杭州湾の上流に作家の郁達夫さんの出生地と生家があります。彼に敬意を表し5度ほど線香をあげに行きました。日本の東大で学び、中国に戻り、反日
活動中に、マレーシア?で日本の憲兵隊に射殺された方です。偶然、私の会社にその子孫が
働いていますので、5回ほど敬意を表しに行きました。その子孫は、今やハーバード大学の先生
や役人等で活躍しています。
    明日は杭州湾を跨ぎ上海に向かいます。
                                        アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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