2014.8.7 木 快晴 午前6:30
泊まったホテルは港の真ん前で中級のホテルであったが、対岸にコロンス島が見え、場所は最高でした。遠くに大型船がタグボートに引かれて悠々と移動をしている。空には大きなカモメが
餌を探して、海面すれすれに飛んでいる。時折、狙われていることを知らない小魚が跳ねている。
対岸の椰子の木はゆらゆらと風にそよぎ、コロンス島内で働いている人々はのんびりと働くように
見える。フェリーだけが忙しく往復を繰り返し、スクリューの波を絶え間なく作り出している。
私ものんびりとホテルの窓を開けテラスに出る。潮風の匂いと南国特有の香りが一気に鼻に入る。思わず、空を見上げ明日は上海に帰ることを思い出す。南国の空気と香りは今日まで、あと一日いようかな等と無理なことを考える。目の前の空を真っ白なカモメが飛んで行った。ハッと我に帰り、日本の事が頭の中を過った。日本に帰ることも悪くないなと心の中が騒いだ。再見、再見と
海に向かって、サヨナラの挨拶をした。明日は機上の人になる。
明日からはアメリカの滞在記を記します。
アメリカ.中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
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