2014年7月26日土曜日

2014年までのアメリカ(高速の上で野宿と車内泊)・・・138

2014.7.26土 快晴  午前6:45
  R1号線上で深夜を迎えてしまった私は覚悟をし、野宿をしようと場所を物色し始まった。高速を降りた周辺の暗闇や大木の下、高い草むらの中、倉庫らしき建物の横、牧場の厩等を探しました。見えない、音が無い、いつまでも暗闇の場所、好条件の場所がなかなか無かった。先ず、高速を降りた暗闇は朝が早く明るくなる。大木の下は夜中の雷が危ない、高い草むらは虫がいる、倉庫らしき建物の横は、所有者に不審がられる、まして牧場の厩は動物臭くて叶わない。つまり、野宿は危険と隣り合わせで好条件が無い。このような場所は諦めて、高速上の駐車場の陰地に車を止めた。
広ーい駐車場に車が二三台停まっている。明らかに野宿組、いや車内泊組の車であった。私も
車を静かに滑らせて、彼らの仲間入りをした。このような場合のアメリカでの仁義は分からない。
朝だけの挨拶で済むだろうと考え、エンジンを切り、窓にシャッツを合計5枚挟み、車内を暗くして
横になった。なかなか寝付けないので、静かにドアを開けて外に出た。カルフォルニアの深夜の空は、満点の星、遠くに北極星がキラキラと輝き、ここは異国の空だと感じ入った。同時に一人ぼっちの寂しさが湧き上がってきてしまいました。こうなるとだめだ、もう寝るほかなく、車内に身を滑らせた。先ほどの星空を思い出しているうちに寝てしまいました。
   明日はサンフランシスコに戻るを記します。
                                        アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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