2014年1月7日火曜日

1991年から2013年の華中(魯迅と紹興酒)・・・37

2014.1.7火 快晴 午前7:00
 魯迅の故郷の紹興市に何度も訪れた。この町の風情は茨城県の潮来地方に良く似ていますが、
町の大きさや山並みの美しさは、潮来地方も及ばないと思います。古代は越の国で、臥薪嘗胆で
有名な山にも登りました  魯迅の常在した居酒屋で丼ぶりで飲むビールと紹興酒は格別の味わいでした。この町の建物の特徴は、壁白く、屋根黒く、玄関大きく、部屋広く、中庭有り、書斎や使用人等の部屋もありました。開放前の中国の地主や商店主の自宅は、とても壮大で日本では形容し難い屋敷といえます。私はこの町に何度行ったであろうか。数え切れないが、この町は私にとって、どこかで私の心の奥底を震わせるものがあります。
 何故だろうか、魯迅は仙台の専門学校に留学する時に、常磐線に乗り、仙台に向かったのであるが、「水戸駅」という地名を想い出に書いてくれているので、この町に親近感が湧くのだろうか。最近、感じたのですが、越の国の人々は日本人のDNAと結びついているのでないだろうか、と思い、明日より全くの素人論として、この地方の風景、酒、食べ物等の快楽を中心に記してみます。
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
                 
鋭い山、越之国の山裾の部落(初夏)

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