2014年1月25日土曜日

1991年から2013年の華中(千島湖の危険)・・・51

2014.1.25土 快晴 午前6:45 日の出時間
 昨日からの続き、何事だ、これは何だ、あれらの目的は何だ。私の車の前方の左右を2人の若者が制御をし始まった。直ぐ分かった。自分たちの経営する観光船に乗せたくて誘導をしているのだ。私は素直に従い、その桟橋の駐車場に車を入れた。千島湖の大量虐殺事件を思い出し、相手に隙を見せないように行動した。私は相手のボスらしき者に「駐車場はいくら、船はいくらだ」とぶっきらぼうに問うた。この場合の重要なことは目を絶対にそらさずに聞くことです。ボスとの交渉を終わり、金を払い船に乗り込んだ。船員は2人、船外機を取り付けた簡単な漁船兼観光船のようである。千島湖の境の安徽省まで行って、毒蛇を養殖している小島に上陸をし変わった蛇を視察、船に戻り、湖内の竹で編んだ養殖施設で水浴びをする観光である。
 これまでの危険性を顧みると、①車を誘導されて自由を失ったこと、②船員二人の船に乗船したこと、③小島に上陸することは単独になってしまうこと、④いかだの上に上がり、水浴びをすること等、相手方にとっては全部襲えるチャンスがあることである。私は頭の中でどのように隙を見せないで行動をするかを考えるほか無くなったのである。
 防御と襲う隙を与えない行動をする他ないと考え、①は通過しているので考える必要が無い。
②は船の上では船員に背中を見せないこと、船員が指をさして何かを見ろ等の行為を真に受けないこと、常に船員を前に置いて動く。③小島への上陸は置き去りにされて荷物を持っていかれることや島内で襲われ荷物を奪われること等危険極まりない区域となるから、旅先の護身用のナイフを隠し持つことにした。④いかだでの水遊びも危険であるが、隙を見せないこと等を考えて、船の後方、つまり、船員が見渡せる場所に乗船をした。
 千島湖事件は大量虐殺事件で台湾人の財宝を奪った事件であった。殺された人数は20人前後
だったようである。この危ない地を見に行く目的は、危険なところに美しいものがあるからである。
誠に馬鹿らしい旅行であるが、私の脳裏に刻まれた景色は明日に掲載します。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
乃木大将写真を中国で見つけた

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