2014年1月21日火曜日

1991年から2013年の華中(南京風情)・・・48

2014.1.21火 曇 午前6:30
 南京市はとにかく政変に巻き込まれた町である。古くは呉の国や明の政府がおかれたが、最近では汪兆銘の南京政府や国民党の政府もあった歴史を記す重要な地点です。
 今や南京は人口810万人の大都市ですが、有名な蒋介石と宋美齢の国民政府官邸跡もそのままに美齢宮として残っています。美麗がアメリカ政府から送られた高級乗用車ビュイックが玄関前に待機してます。部屋を見学すると、大型風呂や大型ベッド、化粧室等の贅沢な生活必需品を見ることができます。その時代に毛沢東は洞穴に住んで執務をしたが、蒋介石は高級な邸宅に住み化粧の匂いを嗅ぎ執務をしていた。この差が新中国を作る原動力なったのか否かは分かりません。古い時代に当てはめてみて、項羽と劉邦や玄宗皇帝、呉と越の西施を思い起こせば明暗は明らかである。但し、天下を取った人物は必ず瀟洒に耽るのも歴史が証明しています。
 夜の歓楽街の夫子廟を訪ねて、昔の政府役人になったつもりでの宴会も悪くはありません。料亭
の個室の窓から、秦淮河に映るランタンの赤色に、何かを準えて想いに耽るのもオツな遊び方ですから、是非一度は訪ねてみてください。
                 アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
 
 

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