2014年1月17日金曜日

1991年から2013年の華中(蘇州の色と宴会)・・・44

2014.1.17金 曇天 午前7:10
27年前に蘇州に行きました。当時の蘇州の町の色は、建物は白と黒、服装はブルーの人民服でした。空は紺碧、緑は緑、川の色は混濁色でしたが、ほぼ自然の色が残っていました。夜になるとホテルの宴会部屋は、胡弓を弾く女性のチャイナドレスの色は鮮やか、歌い手のドレスも鮮やかで旅行者の目を楽しませてくれました。中国独特のメロディを聞きながらの蘇州料理を味わったものです。宴会の部屋を出る旅行者の頬がほんのりと赤くなっているのは、酒だけのせいではないと
思いました。我々日本人が宴会室に入ると、すかさず歌い手やバンドのマスターが李香蘭のイエライシャンを奏でたり、歌ったりしてくれました。中国人と日本人の合唱で北国の春を歌ったりもしたものです。円卓テーブルには、山海の珍味や紹興酒、白酒等が並び、アルコールの匂いと蘇州料理の匂いが混ざり独特の中国の夜を醸し出していました。宴は深夜までに及んだものです。乾杯乾杯の掛け声は、正に親友同士の弾んだ掛け声に聞こえました。
 明日は宴会終了間際から部屋の戻り、眠りに着くまでを掲載してみます。
 
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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