2013年11月17日日曜日

1991年の中国(上海扁)・・・13

2013.11.17 日 快晴 午前6:30
 しばらくぶりのブログになりました。理由はビジネスが忙しく、岡山まで出張をしていました。しばらくブログをしないと一種のストレスに見舞われます。今日は、1991年に再度中国に行った時の出来事を掲載します。
 当時の上海の空港は虹橋空港でした。戦前からの空港で歴史を残していました。町の真ん中にあり、駐車場も狭く、建物の色も古真かしく、飛行場なのに近代的なものは特に見られませんでした。一歩外に出ると、ワーゲンのタクシーと60年代の国産車のタクシーが走っていました。レストランや食堂は、今の上海の景色から見ると嘘のようでした。夜中に腹が減って何かを食べたくなり、
食堂を探すのも大変でしたが、24時間営業で有名な「夜の上海」とヒルトンホテル地下の「エクススプレス」は夜に蠢く紳士と淑女の溜り場で、私も常連の一人でした。そこでは怪しげな商売や
危険な取引の密談が行われていました。夜半1人でお粥等を啜っていると、必ず話をかけられます。商売や闇両替の話、骨とう品の買い手を探す話、何かをお世話する話、日本人が入らない町を案内する話、警察力が及ばない隣町の話、台湾人や香港人の悪さの話等等です。
 冒険者にとっては、上海の町はスリリング、眠くならない町、目が覚醒する町、頭がスッキリする町、野望が生じる町、青春が再復興する町、金と体力があれば何でもできると思える町と思われます。私も大陸の冒険者となって中国大陸を彷徨った歴史ができましたので、明日は上海の夜の冒険を思い出しながら記してみます。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
 
寧波の道元が上陸した杭州湾から20km遡上した川港

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