2013年10月27日日曜日

1988年の中国(北京での晩餐会の席で)・・・7

2013.10.28(日)台風一過快晴 午前10:30
 1988年日中友好協会会長のカバン持ちで北京に行きました。円卓テーブルを囲んで夕食会になった時の話です。場所は北京ダッグで有名な店でした。川津子之吉茨城県日中友好協会会長の隣の席に日中国交回復で活躍した孫平化中日友好協会会長、同じ協会の副会長や事務長などの役員が座り、私もこのテーブルに茨城県日中友好協会事務局長として着いていました。日本と中国の政治問題や過去の戦争などの話が出てワイワイと賑やかでした。孫平化会長が私に、
「日本はどうして戦争に負けたのかな」と質問を浴びせてきました。当時の私は、過去の政治や戦争に興味が無いので回答に、咄嗟に困りました。何故、中国政府の大物がこのような質問を31歳の私にしたのか等とも考えませんでしたが、私は「日本の正義と中国の正義の戦いでしたから
より大きな正義が勝ったのかもしれない」とやっと答えました。孫平化会長は反論もせず、「フム」と
いった怪訝な表情をしただけでした。それから34年、このときの同席した役員は中国政府の重要人物に出世し、外交部長や中日友好協会の役員にまでなっています。それに比較し私は、
アメリカの縦横断や中国の冒険等を楽しんでいる平凡な日本国民です。しかし、身はアメリカや
中国にあっても、日本国民としての矜持を維持しています。中国人やアメリカア人とビジネスの対峙をしても遜色ないように頑張っています。笑。
クリントン大統領を水戸に向かえた時の隣席で二度とない名誉でした

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