2019年12月28日土曜日

照沼重輝のアメリカ大陸彷徨記(合間に記す)・・・16

2019.12.28土 快晴 午前11:35 (続けて記す)
 日本人にとってテキサスは憧れの地だ。何故かというと、昔見た西部劇で良く出て
来た州の名前である。カウボーイ、テキサスブロンコ、ビリーザキッド等は懐かしい言葉である。2019.12.31にこのブログのアメリカ編を終わりにしたく、無理して
記しています。2020年1月1日は中国大陸を20編で記します。どうぞよろしく
お願いいたします。
    2019.12.28 水戸市のマイオフィスにて。 
        アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

2017年10月12日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(古今東西の高齢者)・・・14

2017.10.12木 天気不明 午前6:20
 ダラス発11:25、成田着翌日15:15JAL便に乗るために早く起きて
ブログを記しています。昨日は最後の日ということで、ゴルフをしました。一人
でクラブハウスに行きました。受付係りで受付をしたら、3人組に混ざれと言われ
たので、白人三人組とスタートをしました。自己紹介が終わり、年齢順に打ち、二
人乗りのカートでコースに出ました。全員が180cm以上の大男で、俺のドライ
バーより先に50ヤード以上飛ばす人ばかり。俺は何時ものリズムを壊さないよう
にゆっくり振り上げて打つ。大男のAは76歳、次のBは72歳、次の韓国系アメ
リカ人は70歳と自分の年を披露するので、俺69歳と言ったら、お前は若いと
褒められ、気を良くしてのスタートです。
 最初のコースでは、彼らから見れば俺という異人が混入したので、結構スコアを
乱しているようでした。年齢から見れは相当なゴルフキャリアがあるようだが、
一人一人の打ち方を観察すると、我々日本人と同じように年による体の柔軟性が
少なくなっているような打ち方をしていました。それでも、気持ちだけは若者の
ように、仲間同士ではしゃいでプレーをしています。そこで、最近の俺ははしゃぐ
事を忘れてしまっていた事を思い出しました。そうだ、はしゃぐは燥ぐと漢字で
書くようですが、今後の人生に燥ぐを大いに取り入れようと思いました。それは
決して間違いでないと思います。
         アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
               

2017年10月10日火曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(超早朝)・・・13

2017.10.10火 TX曇 午前8:00
 爽やかな秋の風が窓の隙間を通じて聞こえてる。はてここは日本かアメリカのどこ
だったけか?といような感じでモーテルのベッドで目を覚ました。アイホンを取り出
し、時間を確認すると、日本時間で10日の午後9:20でテキサス時間だと10日
の午前7:20である。アメリカにいるお蔭で時間を得しているような気分はまんざ
らではないが、日本に戻る時に得した時間は差引されて、一体何だったのかとなる。
 窓の外を見ると、大木の木々の葉が忙しく揺れている。思わず一寸だけ窓を開けて
外の空気を地球からごちそうになる。地球の大陸の秋の匂いが窓から一杯音もなく
押し寄せて来る。日本の秋の匂いとアメリカテキサスの秋の匂いの違いを区別したく
なり、更に窓を全開して空気の匂いを確認してみた。嗅覚の鈍い俺の鼻でも、その
違いを感じ得るのである。日本の秋の空気の匂いは、紅葉を迎える寂しい葉の吐息
であり、テキサスの秋の空気の匂いは、針葉樹が多いせいか、単に乾燥した空気の
匂いのよう感じた。ついでに、クリスマスを迎える収穫期の楽しい秋の匂いである。
寂しい気分の秋と楽しい気分の秋に区別できた。経済面で考えれば、秋の日本人は暮
れに向かい節約気分、アメリカ人は秋の収穫で消費気分が高揚するのでないかと思え
る。この季節はニューヨーク、ペンシルバニア、テキサスの何処の店も飾り付けをし
ていた。正に買い物客の消費気分を高揚させるためなのだろうと思った。
 話は替わり、日本では選挙が始まったようだ。俺も日本にいたら選挙運動員に
加担させられていたはずである。この時期にアメリカ出張に入ったというのは、何て
幸運と考えている。俺は数々の選挙運動に参加してきたが、天の神様が一寸休めよと
休暇をくれたと考え、大いに休もうと思っている。朝起きた時にその日の予定を決め
る、このような行動は日本ではできないから、大いにテキサスで味わってやろうと
思う。一向に太陽が出ないテキサスのダラスの衛生都市のマッキニーという郡部で
朝を迎えています。
 最後の話、ガソリンは1L100円程度、朝食マックはコーヒ付き420円、モー
テル費用は1泊7,000~10,000円(パンコーヒだけの朝食有り)、レンタ
カーは契約次第で1日6,000円程度、但し、レストランで食事をしたら一食が5,000~10,000円になってしまいます。そこで食い放題(ブッフェと言う)の
4,000円の店は便利です。寿司類、刺身類、中華類、ステーキ類、スイーツ類、
日本の綿アメまであります。残念ながら、アルコール類は法により一切無し、俺は
密かに持ち込んで一杯やる方法を開拓したので、その方法で悠々と一杯やっています。
皆さんがアメリカに行く時は教えますからご連絡を下さい。調子が良いのか長くなっ
てしまいました。事務所の皆さん、ありがとうね。
           アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝


照沼重輝のアメリカ彷徨記(超早朝)・・・12

2017.10.9日 NY雨TX快晴 午後1:40
 起床午前3:30、朝風呂午前4:00、ホテル精算午前4:30、忘れ物で部屋
に戻る午前4:40、ホテル出発午前5:00雨の中をラガデイア空港へ向かう、
老眼に厳しい雨と暗闇を最大の警戒心で運転、後ろから何度も警笛音を聞く、、午前
5:15ハーツレンタカー空港事務所に辿り着く、係員の的確な返却指示無し、午前5
:20辛うじてハーツのシャトルバスで空港シャトルバスの集合乗り合い所に着く、
午前5:30乗り合い所でC口を尋ねて乗る、ミス発生大汗と血圧上昇、空港を半周
後に、午前5:50C口でないB口にバスを乗り換え完了、雨激し、午前6:05B
口に降り、早口で係員にアメリカンエアラインは?、指を指され、その入り口に入る。
午前6:10又もや難所、最近の空港は自動搭乗券の発券機による発券、英語・スペ
イン語・アラビア語・フランス語・日本語等は可能な発券機である、日本語を選んで
発券手続きに入るが上手くいかない、スーと後ろから手が伸び、助けてくれる人が現
れる、その神々しく見えた女性は、AAの係員であった、発券機の後で観察をしてい
て、上手くいかない人の場合は手助けをしている、俺が年寄りに見えたか、英語が無
理に見えたか、初めての飛行機
の搭乗に見えたか、夢遊病でNYに来たように見えたか、後で機内で考えたが不明。
午前6:20身体検査機に向かい、両手を上げてX線で透視を受けたが、手荷物に
異物が入っていたのか、カバンを逆さにされて放免された、水が入っていた、謝罪し
た。最近の検査は時間がかかるが、当たり前で事故が無ければ、いくら時間がかかっ
ても構わない心境である。
 ここまでで相当時間を使い、疲れはてて、ヨロヨロとゲート5番前に立てたのは、
離陸時間の午前7:00の5分前であった。大柄の黒人係員が急いでとか何とか言
っていたが、俺はお構いなし、俺だって急いだが、途中に二回のミスのお蔭でこの
時間になってしまったのである。「勘弁しろよ」と心の中で小声以下で叫ぶだけで
機内に入った。
 大型スチュアーデス2名、中型スチューアデス1名、小型90kgクラスのスチ
ューアデス1名が離陸前の注意をしている最中であった。俺だって、搭乗に送れる
のは、最低のマナーだと思っているよ、というような仕草で少々ペコペコしながら
席に着いた。
 ラガーデイア空港は、イースト川を西に抱いた国内専用空港である。午前7:0
0の空港は雨に煙り、しっとりとした様相で離陸機を送りだそうとしていた。俺は
真中の席から、朝を迎えようとしているニューヨークの遠い高層ビル群とまだ消え
ていないネオンを眺めているうちに眠ってしまった。
 本日の反省、①前夜に確かな予定を立てる、②前夜のうちにトランクは詰めて
おく、③忘れ物を防ぐには目に見える場所に置く、④知らない土地は2倍の時間を
準備、⑤体調維持は平日のリズムを維持、
          アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
              昨夜のNY下町のホテルの窓から
ダラス空港に着いて一安心・郁氏の車から写す


2017年10月9日月曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(NY戻り)・・・11

2017.10.8日 快晴 午後8:35
 ペンステートを午前10時に出た。数々の高速を乗りつぎ、午後5時頃にNYに
着いた。NYマンハッタンのホテル料金は、田舎者の俺には似つかわしくないので、
クイーンズのポイントというホテルをとった。四つ星で出来たばかりで安くなって
いた。マンハッタンならば約600ドルするが、クインーズのこのホテルは120
ドルで泊まれた。ラッキー値段で泊まれたので、奮発して夕食に45ドルを使った。
寿司、中華、西洋料理のバイキング店であるが、難題は酒を売っていない店である。
俺は左のポッケトにウイスキーの飲み残しの瓶、右手にビニール袋に入ったビールの
小瓶を二瓶持ってその店に入った。知らんふりして飲んでやろうと思ったからである。
万が一、ばれたらジャパニーズスタイルと言って許可を貰おうと思って入った。
 そのブッフェにいる客は、80%以上が肥えている人である。白人黒人中国人等
の客は、全員が腹が出ている。俺なんか中肉になり、何となく自制心があるように見
える。料理は中級以上であり、酒が欲しくなる料理である。たまらず、恥も外聞もな
く、ビールをビニール袋から出して飲んでしまった俺。次に、冷たい水を貰い、その
コップの中にウイスキーを降り注いだ。但し、ウイスキー瓶の残量は、水割り一杯分
くらいであったので、俺は一寸残念な気分でウイスキー瓶をカラにした。食べるのと
店の客を観察するのに忙しかったが、しばらくぶりで飽食をした。明日が午前3時半
に起きて、国内専用空港のラガデイア空港を目指す。午前7時のフライトでダラスに
は午前10時着である。ダラスには三日ほどいて、ウオターゴルフの見学と産業品
の発掘を目指す予定である。
アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
                  IN99を北上中
ジョージワシントン橋、マンハッタンに入り口


2017年10月8日日曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(食べ物)・・・10

2017.10.8土 快晴 午後8:56
 アメリカの食べ物は何一つ美味くない。日本人誰もの実感のようだ。食べ物鈍感
の俺もそう感じている。ダラスでは毎日二食しか食べない、ニューヨークでは
一食半、ペンシルバニアでは毎日二食+ソフトクリームだけである。それで痩せるか
というとそうでもない。アメリカ食は味より量だからである。今週の一週間は時差
ボケでひどい目にあったが、ウオターゴルフの資料収集は終えた。後は日本でのPR
活動をどうするかである。輸入商品は今一であり、今も発掘中であるが、明日は
ペンシルバニア州からニュージャージ州を抜けて、ニューヨーク州に到達する行程
であるから、その途中で何かに遭遇したい。
 ダラスに入ってから一週間が経ったが、何一つ美味いものは食べていないのである。
しかし、不思議にアメリカにいると、美味いものは食べたくなくない。なぜだろう、
いつも俺はそのことを考えているが、確固たる答えは出てこないのである。多分に、
アメリカでカツオの刺身や、鮪寿司と河童巻きが食べたいと思っても町の中にいなけ
れば店に行けないし、町に出るまでに数百キロ等と考えたら、諦めの境地に落いる
だけとなる。因って、無いものねだりをしても、いらいらするのは自分となるだけ
となり、正に無いものねだりは馬鹿みるだけと分かりました。
 明日は6時間をかけてニューヨーククイーンズ地区に戻ります。
アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
写真が掲載できません、電波不調、

2017年10月7日土曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(今日も徘徊)・・・9

2017.10.7土 曇天 午前8:20
 車の走る音さえ聞こえない町にいる。モーテル費用1泊7,000円程度の町である。
アメリカはモーテルの料金で町の加速度がわかるのである。この町はペンシルバニア州
ハリスバーグ市(州都)から西へ約300km離れたペンステート市という農産品が多
く算出される地域である。山の頂上付近の高原地であるから、酪農、トウモロコシ、
ジャガイモ等の農産品が算出され、特にハーシ―チョコレートは全米第一の生産を
誇るメーカーである。チョコレートの輸入は面白くないので、その工場には行かない。
俺の狙っているのは、新種の商品であり、日本でヒットするであろうとの希望観測が
出来るものを発掘したいのである。だから、今日も出かけるだけである。
 今日はアメリカ雑感を追加で記したい。先ず、アメリカ御婦人方の団体旅行バスの
乗客とモーテルの朝食場でご一緒した時の話である。凡そ、日本もアメリカも女性が
集まると賑やかである。ワイワイ・ガヤガヤ・キャキャ・時折女性リーダーの大声、
一瞬に静まるワイワイガヤガヤ、数秒の後にまた同じ状況が起こる。俺は暇だから
ジーッとその繰り返しを聞いていた。その中かから、アメリカ御婦人が日頃の夫から
の縛りや子供からの縛りから解放された、自由の満喫感を味わっている場面である。
その満足感の輪の周囲で朝食(ゆでたまご・トースト・オレンジジュース類
の質素なアメリカ的朝食)を食べていた俺は、ラッキー場面に遭遇できたと思い、
密かに喜んだ。兎に角、多数の笑顔の中で食事ができたことを大いに喜べきであると
の発見をしたのである。人は笑顔が大事だ、笑顔は全てに幸運をもたらす入り口の
信号だと思った。これからの俺は出来るだけ笑顔を求めて、その笑顔集団の中心か
周囲で活動をすべきだと考えた。これが俺の今日のアメリカ雑感でした。
        アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
マンハッタン島を繋ぐトンネルの中で運転中に撮影した